情報を集めるほど、動けなくなっていた
体を変えたいと思い始めた頃、
私はとにかく情報を集めていました。
筋トレの方法。
食事の考え方。
サプリや道具。
生活習慣の改善。
調べれば調べるほど、
「やるべきこと」が増えていきます。
最初は前向きでした。
しかし、次第にこう感じるようになります。
「全部やらないと意味がないのではないか」
やることが多いほど、続かない
結果として起きたのは、
行動量の増加ではありませんでした。
・今日はどれをやるべきか迷う
・全部できないから何もしない
・中途半端にやって自己嫌悪になる
やることが多いほど、
一つ一つのハードルが上がっていきました。
これは、
やる気や根性の問題ではありません。
設計の問題です。
見た目が変わらなかった理由を振り返る
体重は多少減っていました。
筋トレも、全くやっていなかったわけではありません。
それでも、
見た目に大きな変化はありませんでした。
原因を振り返ると、
次のような状態だったことに気づきました。
・やることが多すぎて集中できていない
・一つ一つが中途半端
・継続できている行動がない
つまり、
「頑張っている感」はあったが、
「積み重なっているもの」がなかったのです。
足し算ではなく、引き算が必要だった
当時の私は、
「何を足せば変わるか」ばかり考えていました。
・もう一つ種目を増やす
・食事制限を厳しくする
・新しい方法を試す
しかし、
実際に必要だったのは逆でした。
何をやらないかを決めること。
これに気づいてから、
考え方が大きく変わりました。
「やらないこと」を決めるのは逃げではない
引き算というと、
「妥協している」「手を抜いている」
という印象を持つかもしれません。
私も最初はそう感じていました。
しかし、
忙しい生活の中では、
すべてをやろうとする方が非現実的です。
やらないことを決めるのは、
諦めではなく優先順位を明確にする行為でした。
最初にやめたのは「細かい管理」
私が最初にやめたのは、
細かい管理でした。
・毎日の体重変動に一喜一憂する
・細かい栄養計算をする
・数値を見て判断を繰り返す
これらは、一見まじめな行動です。
しかし、私にとっては負担が大きすぎました。
判断が増えるほど、
行動は止まりやすくなります。
数字を見る項目を減らした
そこで私は、
「見る数字を減らす」ことにしました。
すべてを把握しようとせず、
最低限の指標だけを見る。
体重の増減だけで一喜一憂するのをやめるために、
私は「見る数字を限定する」ための体組成計を使っています。
毎日判断しなくて済む状態を作るのが目的です。【商品リンク】
ここで重要なのは、
正確さではありません。
考えなくて済む状態を作ることです。
やらないことを決めると、集中が生まれる
やらないことを決めた結果、
一つ一つの行動に集中できるようになりました。
・筋トレ中に他のことを考えない
・食事で迷う回数が減る
・「今日はこれだけやればいい」と分かる
結果として、
行動の質が安定しました。
見た目は「集中が積み重なった結果」
体型が変わり始めたのは、
特別なことを始めたときではありません。
・同じ行動が
・同じ形で
・同じ頻度で
続いた結果でした。
見た目は、
足し算の結果ではなく、
引き算によって残ったものの積み重ねで変わります。
やらないことを決める基準
では、
何をやらないと決めればいいのか。
私が基準にしたのは、次の3点です。
・続けられないもの
・判断を増やすもの
・生活を圧迫するもの
このどれかに当てはまるものは、
一度すべて外しました。
外した結果、困らなかったことが多い
実際にやらないことを決めてみると、
意外なことに気づきました。
「やめても、ほとんど困らない」
むしろ、
・気持ちが楽になる
・時間に余裕が生まれる
・行動のハードルが下がる
といった変化の方が大きかったのです。
忙しい人ほど「削る力」が必要
時間がない人は、
何かを増やすのが苦手です。
その代わり、
削る力を持つべきだと感じました。
・削ることで続く
・削ることで集中できる
・削ることで余裕が生まれる
これは、
仕事や育児と同じです。
見た目を変えるために本当に必要なこと
見た目を変えるために必要なのは、
最新の方法や完璧な計画ではありません。
・迷わない状態
・判断しない仕組み
・続く形
これらを作るために、
やらないことを決める。
それが、
私にとって一番効果的でした。
まず一つだけ、やめてみる
もし今、
やることが多すぎて動けなくなっているなら、
次のことを試してみてください。
「今日から、何を一つやめるか」
それだけで、
行動は驚くほど軽くなります。
最後に
見た目を変えたいなら、
努力を増やす前に、
一度立ち止まる必要があります。
やらないことを決める勇気。
それは後退ではなく、
前に進むための準備でした。

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