数字だけ見れば「成功」だった
過去に、糖質制限ダイエットで10kg以上体重を落としたことがあります。
体重計の数字ははっきり下がり、周囲からも「痩せたね」と言われました。
当時は、
「これでダイエットは成功した」
と本気で思っていました。
しかし、結果的にリバウンドしました。
体重は徐々に戻り、見た目の満足感も長くは続きませんでした。
リバウンドしたのは「気が緩んだから」ではない
リバウンドすると、
「意志が弱かった」
「我慢できなかった」
と言われがちです。
私自身も、最初はそう考えました。
しかし冷静に振り返ると、
問題は意志ではありませんでした。
そもそも、そのやり方が
長く続く前提で作られていなかったのです。
糖質制限が生活に合っていなかった
糖質制限をしていた当時の生活を振り返ると、
いくつもの無理がありました。
・食べられるものを常に意識する必要がある
・外食や家族との食事で気を遣う
・「これは食べていいのか」を毎回考える
この「考える負担」が、想像以上に大きかった。
仕事と育児がある中で、
毎食判断を求められる状態は、
長期的に見て現実的ではありませんでした。
体重は落ちたが、余裕も削れていた
糖質制限をしている間、
確かに体重は落ちていました。
しかし同時に、
・食事の自由度
・精神的な余裕
・家族との食卓の楽しさ
これらも削れていました。
当時はそれに気づかず、
「痩せているから問題ない」と思っていました。
「戻るべくして戻った」リバウンド
今なら分かります。
あのリバウンドは、
失敗ではなく必然でした。
一時的に体重を落とすことはできても、
その状態を維持できる設計ではなかった。
制限を緩めた瞬間、
生活は元に戻り、体重も元に戻った。
これは自然な流れです。
体重と体型を混同していた
もう一つ、大きな勘違いがありました。
それは、
体重が減れば体型も良くなる
と思い込んでいたことです。
実際には、
・体重は落ちた
・筋肉量は維持できていない
・見た目は大きく変わらなかった
という状態でした。
数字に振り回され、
本来の目的を見失っていました。
「何を減らすか」ばかり考えていた
当時の私は、
何を食べないか、
どれだけ糖質を減らすか、
ということばかり考えていました。
しかし、
「どういう生活を続けたいか」
は考えていませんでした。
続けられない方法で痩せても、
結果は長く残りません。
リバウンド後に考え方を切り替えた
リバウンドを経験してから、
私はダイエットの考え方を大きく変えました。
・短期間で減らすことを狙わない
・制限を増やさない
・生活に組み込める形を優先する
この切り替えが、
その後のボディメイクの土台になっています。
「減量」より「継続」を優先する
ここで大事だと感じたのは、
減量と継続は別物だということです。
一時的に体重を落とす方法と、
体型を維持・改善する方法は、
必ずしも一致しません。
私は、
「一生続けられない方法は選ばない」
という基準を持つようになりました。
食事を頑張りすぎないという選択
現在は、
糖質を完全に避けることはしていません。
代わりに、
・食事内容を固定する部分を作る
・考えなくていい食事を用意する
・毎食完璧を目指さない
こうした工夫で、
判断とストレスを減らしています。
これは、
体重を一気に落とす方法ではありません。
しかし、
続けられる形です。
リバウンドは「失敗の証拠」ではない
今、リバウンドを経験している人に伝えたいのは、
それは意志の弱さの証拠ではない、ということです。
・やり方が生活に合っていなかった
・続く前提で設計されていなかった
それだけの話です。
まず見直すべきポイント
もし、
糖質制限や強い食事制限でうまくいかなかったなら、
次の点を考えてみてください。
・この食事は数年続けられるか
・家族や仕事と無理なく両立できるか
・毎回判断を必要としていないか
これらに「いいえ」が多いほど、
リバウンドの可能性は高くなります。
体を変えたいなら、数字だけを追わない
体重は分かりやすい指標ですが、
それだけで判断すると遠回りになります。
見た目、体調、生活の余裕。
これらも含めて考える必要があります。
私が糖質制限で学んだ最大の教訓は、
続かない方法は、結果的に意味がない
ということでした。

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